Sunday, May 8, 2016

【ミュージカル・おかあさん】뮤지컬<친정엄마>

【ミュージカル・おかあさん】뮤지컬<친정엄마>
韓国の58日は両親の日
日頃から常に感謝をしなければならない両親に対しなぜかいつもグチをこぼし、わがままを言って困らせる。またはそっけなくしてしまう。どうしてこうも親不孝なのか・・・。
特に母に対して・・・
このミュージカルは娘である私たちが必ず観なければならないミュージカルであるだろう。

舞台は、娘ミヨンが自分の娘ユビンと亡くなった自分の母のはなしをする現在のシーンから始まる。そして母が生きていた頃への回想シーンへと。
~~~~~~*
所は全羅道の方言が炸裂する田舎。そこに母は独りで住んでいる。
何やら母は近々ソウルへ行くらしい。どうやらソウルで働く娘ミヨンに結婚を約束した人がいて日取りを決めるため出かけるようだ。
乗り物酔いをしながらも娘のためにと苦労して都会に出てきた母を待ち受けていたのは、家柄が違うからと結婚に反対をする彼のお母さんの容赦ない暴言。

大事に育ててきた娘をけちょんけちょんに言われた母は「親は何もしてやれなかったけど彼女自身は人一倍努力をしてどこに出しても恥ずかしくない娘に育ったんだ!」と猛反撃。「そんなママボーイにうちの宝娘はやれない」と逆に結婚に反対してその場を飛び出してしまう。
愛する娘を全力で守ろうとする母の言葉に観客席からすすり泣く声が。

母の青春時代は好きな人と結婚ができなかったから娘にはそんな思いをさせたくない、でもあんな姑のもとには嫁がせたら苦労は目に見えている。そんな母の葛藤がある。
でも結局娘の気持ちを優先したのだろう、場面が変わると二人は夫婦になりもうすぐ親になろうとしていた。

出産直前、夫は出張、頼りになるのは田舎から手伝いにきてくれた母だけだった。
初めて出産を体験し、その辛さと子供を持つ喜びを通し母へ感謝する。
「私を生む時もこんなに苦しかったの?」「そんなことも知らずにわがままばかりでごめんね」しかしそういっていたのもつかの間。
出産後はもっと忙しく、子守りはもちろん、嫁ぎ先での行事があればこっそり母に料理を作らせ、「ありがとう」の一言もなく済ませたり、子育てのストレスや家庭内のごたごたで母に八つ当たりをしたり。
観ている母たちの「どこの子も同じねぇ」という感じと、「わかってはいるけどついつい」という親不孝な子供の姿に自分の姿を見たのか観客席がざわついた。

それからも、必要な時は母の力を借りるわりに、子育てに忙しい娘ミヨンは母の体の変化に気付きもせず、逆に母は気付かれないよう隠し通す。
わかった時には既に遅く、母は既にこの世から去ることに。
謝っても悔やんでも時すでに遅し。
母との最後の別れのとき、娘が今までの親不孝を詫びるシーンでは会場全体が共感する。
「お母さんごめんなさい。ありがとう、って言わずにごめんなさい」
「何で私を生んだの、生まなければよかったのに、って言ったことごめんなさい」
「一番申し訳ないのは、お母さんにとって私が一番だったのに、私にとっての一番はお母さんじゃなかったって事、ごめんなさい」
そして亡くなった母があの世から声をかける「わかっているよ、お前の気持ちは全部わかっているよ」と。
~~~~~~*
母も昔は娘であり、娘も今や母となり、お互いの気持ちがわかるだけに観客席からは嗚咽する声が。
そして手を握り合い肩をグッと近づけて観る後ろ姿が韓国らしいとも感じた。
当然のごとく、公演終了後は看板の前で母娘で記念写真を撮る姿が多かった。

「親孝行したい時に親はなし」
この言葉の重さはそのときにならないとわからないものなのだろう。
今夜、「ありがとう」と電話してみてはどうだろうか。
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住所:ソウル特別市鐘路区鐘路3315 ドゥサンアートセンター
서울시 종로구 종로 33 15 두산아트센터











電話:02-708-5001

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